定年後の「生き甲斐」について 2

■ 新たな挑戦・・・

 長年お世話になってきた海や港が悲しく見えたそんな時に、NPO活動で河川環境維持の活動をしている方に出会いお話を聞くことが出来ました。釣りの好きな方で余暇を利用して河川の清掃活動をしているとのことでした。そこで最近の河川は、災害防止工事や生活排水、産業廃棄物の不法投棄等で水質は悪化し、魚の生存環境が厳しく、多くの海や川が悲鳴を上げていることを知りました。お話を聞いているうちに仕事をしながらでも自分にもお手伝いが出来るかもしれないと思いました。「自分も定年後は何か社会貢献が出来れば」と考えていた矢先でもあり、慣れ親しんだ海や港を少しでもきれいにすることが出来ればと入会することにしました。しかし、入会するには、河川環境保護指導員試験を受けなければならないことを知り愕然としました。試験は青森県弘前市で行われ、講習を受け試験に臨み、なんとか合格して晴れて会員になることができました。

■ 活動について

 私が活動している組織は、NPO法人河川環境基金といいますが、全国に31支局、35支部、海外に6支局があり、それぞれの地域の状況に応じて活動しています。道南では、海を含めた河川、湖沼の清掃、魚道の整備、不法投棄の監視、エコバイオブロック(河川環境保護指導員が開発した水質浄化作用のあるブロック)の普及等を行っていますが、函館支部として、住吉港や大森浜等の清掃活動、函館市内の不法投棄の監視をさせて頂いています。また、エコバイオブロックの性能試験のため函館市地域交流まちづくりセンターに金魚を入れた水槽を設置して大腸菌等の水質状況を調査しています。