勝手にトーク!: 2008年11月アーカイブ

さいとうきみえ(以下、Kimie):
 さて、いよいよ「はこだて検定」の試験がちょうど1週間後となりました。いよいよカウントダウン、主催者側からも受験者数が発表になりましたね。初級が532人、上級は81人だそうです。このうち初級は300人ぐらいが市立函館高校の1年生だそうです。

たむらまさひろ(以下、Tamu):
 きみえさん、しんじょうさん、そろそろ受験に向けての意気込みなどを聞かせてもらえますか?

Kimie:私は先日、道新さん、函新さんに記事が掲載されてから、1日に何度もいろいろな人に「頑張ってね」と声を掛けられるようになって、プレッシャーに押しつぶされそう!、落ちたら十字街を歩けなくなる(笑)。でももしダメだったら「まわり道しました」って開き直ろうとも思ってます(笑)。

しんじょうまさみつ(以下、Shinjo):
俺も新聞に載ってから声を掛けられる。なぜか「おめでとう!」って(笑)。昔から資格試験はよく受けてきたけど、今回はこだて検定は初めて教科書(公式テキスト)と「まわり道」という問題集が揃ったので、かなりやる気になってきた。昨年とはずいぶん心構えが変わったと思うよ。

Kimie:これまでいろいろと取り組んできてみて、こんなのが出題されそうという予想なんかすることありませんか?

Tamu:僕は例題を作るなかで、心がけてきたことは「はこだての今」ね。もともと歴史系の知識は付け焼き刃だから詳しい説明をうまく書けないから、どうしてもの現在の事柄に関する問題が多くなってしまった。でもなかなか動きのあることはテキストに記載できないことが多いし、上級向けの課題として新聞や雑誌を見たり、街を歩いたりすることが求められるとすれば、これは格好の問題素材であるはず。それからもう一つ、今年とか来年、周年を迎える事柄などですね。来年の開港150周年はもちろんだけど、今年は青函連絡船の就航100周年かつ終航20周年ですね。また函館公園は今年が開園130周年、来年は青函ツインシティ提携20周年、益田喜頓生誕100周年などもあるよ。

Shinjo:俺も気になっているのが、やはり最近の話題から広がっていく内容ね。たとえば世界遺産候補の暫定リストに掲載された縄文遺跡のこととか、東本願寺別院のコンクリート建築が重要文化財に指定されたり、弥生小学校の存続問題だったりと歴史的建造物に関する問題には注目してる。

Kimie:私が注目しているのはまず新幹線です。2015年函館開業で函館のこの頃の地域振興の話題は全部新幹線開業に繋がっているはず。それから「女のひらめき」というやつだけど、「函館四天王」(笑)。なぜか公式テキストに記載がないんですよね。「今井市右衛門、平田文右衛門、平塚時蔵、渡辺熊四郎」の四人、私はチェック済みです(笑)。それから「函館山」です。中高年のトレッキングブームで、函館山が盛り上がってますし、地形や鳥や草花などにも注目してます。

Tamu:さてさて、私のほうは昨日「第2回初級」の問題と解答解説を掲載しました。この2回初級試験は平均点が59.5点、合格率が27.9%(7割得点で合格)だったそうです。受験者の知識レベルの違いはあるにせよ、8割得点の合格にすれば合格率はもっと下がるはずだし、これって実質的には「中級」どころか「上級」かもしれないんですよね。だから今回の上級に向けての模擬試験として最適だと思ってます。ぜひ取り組んでみてくださいね。

Kimie:たむらさん、例題100問達成お疲れさまでしたね。あとの50問に期待してますよ。

Tamu:実はもうネタを使い尽くして、私もこれからが勝負です。(笑)

さいとうきみえ(以下、Kimie):
いよいよ試験日も間近なのですが、今日は「出張勝手にトーク」ということで、柳町にある「市立函館高等学校」にお邪魔しています。ここ「市立函館高校」は「函館学」なる科目を設定され、今回の「はこだて検定」にはおよそ300人の生徒さんが初級試験に挑戦されるそうです。

たむらまさひろ(以下、Tamu):
今回の「勝手にトーク」ゲストは、市立函館高等学校で教鞭をとられる渡辺儀輝(わたなべよしてる)先生です。
渡辺先生といえば、函館高校のみならず、函館の小中学生に大人気の「科学の先生」ですね。今日は科学ではなく「函館学」のお話をよろしくお願いします。

わたなべてるよし(以下、Watanabe):
こんにちは、試験ももうすぐですね。きみえさんは今回も上級に挑戦されるそうでうね。(笑)
わが校の生徒たちもテキスト片手に色々と試験対策しているようですよ。

Kimie:ここの「函館学」について、簡単におしえてもらえますか?

Watanabe:
函館高校は「函館学」を授業に採り入れている市内で唯一の高校です。
今回「はこだて検定」に挑むのは1年生、彼らは1学期にまず公式テキストを教科書に歴史などを学びました。夏には「市民創作函館野外劇」を観劇、また2学期には都市や自然のことなどを学習したあと、10コースに分かれて街並み巡検や函館山散策、文化財探訪など実際に歩き、ものに見る触れるという体験をしました。
今回それに生活・文化などの学習をさらに加え、その力試しが「はこだて検定」というわけです。
また、はこだてで様々な活躍をされている方を学校にお招きしての講演会もおこなっています。
このほか、市内で開催されているさまざまな講演会やイベントなどに参加してもらうことをポイント制にしたりとあらゆる機会を捉えて、はこだてに触れてもらっています。

Kimie:多くの生徒さんは卒業したら、進学や就職で函館を離れてしまうことになると思うのですが、それでも生まれ育ったところのことをよく知っているのと、知らないのとでは、その後の生き方が変わるはずですよね。

Tamura:はこだてを学ぶのは今しかない、ということですね。どこにいてもはこだての「まちのチカラ」になってくれる人が育っていくのは心強いね。

Kimie:ところで渡辺先生、どんな試験対策をしているか、私にこっそり教えてもらえませんか?(笑)

Watanabe:過去2回の初級試験をアレンジして問題集をつくってます。まずそれにしっかり取り組めと。そして、それをもとに公式テキストにマーカーで色をつけて、マーカーのところを覚えたあとは、それ以外のところも覚えなさい、とアドバイスしています。(笑)

Kimie:結局それは、公式テキストの隅から隅まで、ということですか・・・。(笑)

Watanabe:生徒のなかには、それでも物足りなくて、他に何を見ればいいの?って聞くから、NPOサポートはこだての「はこだて検定 合格への道、まわり道」を紹介してますよ。

Tamura:ありがとうございます。(笑)

Kimie:この「勝手にトーク」もきっと多くの人たちが見てくれていると思いますので、渡辺先生からの皆さんへのメッセージをお願いできますか?

Watanabe:函館のことを学びたい人、ふるさとを感じたい人、函館を好きになりたい人、「市立函館高校」はそんな生徒さんをお待ちしています。「市立」だからこそ取り組みです。他では学べない「はこだて」を学べますよ。

Kimie:お忙しい中、本当にありがとうございました。(キンコーンカンコーン・・・・)

Tamura:おぉ、ちょうどチャイムが鳴って、授業の時間になりましたね。生徒諸君も頑張ってくださいね!!


たむらまさひろ:
いよいよ試験直前、私と一緒に「勝手にトーク」してきた、きみえさん、しんじょうさんは試験勉強中なので、今日のトークは私の独り語りです。

まずは無事に例題150問、そして全ての過去問を掲載できたことでホッとしています。
オリジナルの例題について、ちょっとだけウラ話をしますと、問題は意外にスイスイと作成できたのですが、これらの解説となるとやはり一筋縄では行かず、掲載締切間際にずいぶん夜更かしもしてきました。歴史系の問題などは詳しい方からのアドバイスもずいぶんいただき、なんとか仕上げることができました。いまは皆さんに感謝感謝です。

さて、近頃の話題をふたつご紹介します。
まずJR北海道の車内誌「THE JR Hokkaido」最新号、特集記事は「函館山独り語り」、近代土木遺産研究の富岡由夫先生や木村マサ子さんらが登場しています。これは検定の参考になるかも。特急に乗らずとも、中央図書館、また末広町「まちセン」でも閲覧できます。
それからマガジンハウスの雑誌「ブルータス」、最新号の特集はなんと「地方都市」、わずかですが函館のことも紹介されています。明日、やはりご当地検定「津軽ひろさき検定」が実施されるお隣の弘前のことが詳しく紹介されています。そちらにも注目です。


さあ、まもなく「はこだて検定」ですので、直前アドバイスを何点か・・・。

■ まず公式テキストをもう一度、読み返しましょう。

■ インターネットで見られる「はこだて人物誌」「 函館道南地域ポータルサイト ニュースヘッドライン」などはもう一度ザッと眺めてみましょう。

■ 公式テキストにある年号や数量、数値などの「数字」は最後にとにかく詰め込みましょう。

■ 今日は街を歩いてみましょう。クルマを使える人は安全運転を心がけながら、街をクルマで走ってみましょう。これまで学んできたことが思い浮かぶことでしょう。

■ 当日、受験会場へは公共交通機関を使って行きましょう。電車やバスの車内や車窓から直前の何か発見があるかもしれません。

■ 気分転換に末広町の「まちセン」を訪ねるのもオススメです。ここにある様々なパンフレットやフリーペーパーなどを手に取ることもでき、また人との出会いなど、新しい発見がきっとあります。ここは「願いが叶うまちセン」って言われてるんですよ。(^_-)

以上がアドバイスです。

あとは体調に気をつけて「地域の魅力」を胸一杯に吸い込んで試験にのぞむことが大事です。

「まわり道」を歩んだ足どりは、必ずあなたのチカラになっているはずです。

私たち「まちのチカラ」サポートデスクは受験者の皆さんを応援しています。

なお受験会場で、きみえさん、しんじょうさんを見かけたら、「頑張ろう!」って声を掛けてあげてくださいね。



たむらまさひろ(以下、Tamu):
 きみえさん、しんじょうさん、お疲れ様でした。また、この「はこだて検定 合格への道、回り道」をご覧いただき受験された方々、皆さん本当にお疲れさまでした。さて、受験されてみての手応え、感想などをいただきたいと思うのですが・・・。

さいとうきみえ(以下、Kimie):
 たむらさんも問題の出題など本当にお疲れさまでした。うーん、私は終わった直後から何度も答え合わせをしてるんですが、合否の運命は配点次第というところ、配点が2点のところ、1点のところが予想どおりであれば、ぎりぎりボーダーラインかなっ、というところ、発表まで胃がキリキリと痛む毎日が続きそうです。(笑)

しんじょうまさみつ(以下、Shinjo):
俺も今回はこの「まわり道」に引っ張り出されたせいで、かなりプレッシャーがかかっていたね。(笑)でも一番の感想は、まずはホッとしました。自己採点してみたら、やはり15問ぐらいは間違ってる気がする。一ヶ月後がちょっと楽しみです。(笑)

Tamu:私も去年はきみえさんと同じで終わって1ヶ月間、本当に胃痛に悩まされました。結果的にボーダーラインの80点でした。(笑)ところで上級試験の出題傾向などはどうでしたか?

Shinjo:今回も内容は難しかったと思うね。中には易しい問題もあったので、前回よりは幾分平均点があがるのではないかと思うけれど、難問が20問ぐらいあったから、合格点に達するひとはやはり多くはないと思うね。

Kimie:私も難しかったと思います。記述式の設問は比較的易しいものが多かった気がしますが、選択式にずいぶん難問がありました。函館圏以外に関する問題も多かったと思います。

Tamu:ところでこの「まわり道」は実際に受験した際に役に立ちましたか?

Kimie:例題で取り組んだものがけっこう出てました。(笑)
それから何というか出題の仕方と解答の求め方が似ているものがずいぶんあったので、考えの巡らせ方のトレーニングができたから、それがずいぶん役に立ちました。

Shinjo:俺も例題の答えは全部頭に入っていたんだけれど、設問までしっかり読んでいれば、解ける問題がもっとあったのがちょっと残念。

Tamu:あとは「願いが叶うまちセン」でひたすら1ヶ月後を待つだけですね。
「勝手にトーク!」は合格発表までお休みですが、最後に一言ずつどうぞ!

Kimie:1ヶ月が楽しみでもあり、またちょっと不安でもありますが、まちセンにこられる方に対する「おもてなしの心」を養うためにも勉強は続けていきたいと思います。

Shinjo:俺は合否はともかく、ご当地検定「はこだて検定」にこうやって取り組める喜びはあるね。昨年亡くなられた奥平忠志先生も関わり始まった試験なので、俺にとっては愛着もあるし、これからも取り組んでいきたいと思っています。

Tamu:では、また1ヶ月後に・・・。

このアーカイブについて

このページには、2008年11月以降に書かれた記事のうち勝手にトーク!カテゴリに属しているものが含まれています。

前のアーカイブは勝手にトーク!: 2008年10月です。

次のアーカイブは勝手にトーク!: 2008年12月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。