勝手にトーク!: 2008年10月アーカイブ

さいとうきみえ(以下、Kimie):
 「はこだて検定 合格への道、まわり道」、いよいよ始まりましたね。私も再度上級に挑戦しようと、前回上級に合格したのたむらさんに相談していたら、話が盛り上がっちゃって合格一直線のはずがすっかり「まわり道」になってしまいました(笑)。だから気晴らしには「勝手にトーク」というのもいいんじゃないかということで、よもやま話のきままな座談会をやることにしました。

しんじょうまさみつ(以下、Shinjo):
座談会だからふたりでやってもしょうがないということで、いちおう今回も受験する俺も巻き込まれてたというわけだね。

たむらまさひろ(以下、Tamu):
回り道のナビゲータ役が私というわけですね。今回私が「例題」なるものをつくって「解答・解説」をつけるわけですけど、ひとつしっかりと言っておきたいことは、これは「『予想問題』ではない」ということです。「予想問題」だけやっていればうかると思われたらつまらないし、だいたいそんなの当たるはずがない。出題者がこのブログを見てせっかく作った問題を「予想」が当たらないように差し替えるかもしれないよね。「あと出しじゃんけん」みたいに。(笑)

Shinjo:でも俺も郷土史にはいろいろ興味があって、まちセンで観光客の案内などしてるので、上級を受験する資格はあると思うんだけど(笑)、この例題をみてみるとこういう傾向の問題なんかがあってこそ上級試験という気がするもんだよね。

Tamu:きみえサンもしんじょうサンも第1回目で初級合格して、前回上級に挑戦したんですよね。
合格ではなかったけど、点数はずいぶん高かったと聞いたんだけど。

Kimie:はい、私はけっこう惜しかったなぁ、点数は内緒だけど・・・。去年はテキストを中心に勉強してて、相当いいところまで覚えたんだけど、やっぱりテキストにないものはどうやって勉強していいかもよく判らなかったというのが正直な感想。しんじょうサンは点数どうだったの?

Shinjo:おしえない!(笑)、俺の感想としては、これまで函館で生きてきた経験と最近の関心あることだけを詰め込んで受験したからあまりテキストは詳しく見てないのね。テキスト外のことで判るもの結構あるんだけど、判らなかった問題の答えがテキストの隅のほうに小さく載ってけっこう悔しかった。

Kimie:ところでたむらサンはどうやって合格したの?特別なことを何かしたんですか?

Tamu:何にもしてないよ。ホントに。前日、前々日と東京からの来客があって一緒に隣町の川で釣りしてたくらだもの。(笑)そういえばあのとき行った山では初雪が降ってた。あの雪に御利益があったのかも・・・、というのは冗談で、合格できたのは、それまでの仕事や個人の関心事などで関わってきたことと、問題の傾向や配点バランスが幸運なことに重なったということが大きいと思うのだけどね。

Shinjo:仕事は以前、中央図書館での郷土資料をしてたのは知ってるけど、そのほかに関心事とかはどんな?

Tamu:市役所でいくつかの仕事を渡り歩いていたからその都度で街のことをいろいろ覚えました。それから、やはり図書館の経験が大きいです。郷土史に関心があって調べにこられる方とか、全国各地、海外からも道南や北海道の歴史や民俗を調査に来るんですよ。そうした研究者の方とも接する機会が多かったのでとても勉強になりました。あと関心事としては写真撮りに行ったり、釣りに行ったりするために、新しい情報をどうやって集めるかということを考えてます。きみえさんも以前は取材であちこちに出没していたよね。

Kimie:出没って、熊じゃないんだから(笑)。でも私にとって街の全部が自分のフィールドだと思う。それはいまのまちセンの仕事をしていてもそう思っている。

Tamu:そうそう街の仕事をしているってことは街全体がその人のフィールドなんだよね。それが合併してグンと広くなった。

Shinjo:1回目の受験者が約900人、2回目が初級・上級合わせ約500人だったそうだけど、今回はどうなんだろうね。

Kimie:きっとそのうち発表になると思うんだけど、観光業の人たちにとって、この検定ってどういうふうに受け止められているかというところが気になるところなんですよね。函館タクシーさんや道南ハイヤーさんはホームページに合格車の顔写真を掲載しているのを先日みつけたんだけど。

Tamu: 話はちょっとずれるんだけど、以前ある国家資格を目指している人がこんなことを言っていたのね。自分たちにとってこの資格は実は「足の裏についたご飯粒のようなモノ」なんだって。そのココロは、って聞いたら、取っても食えないけど、取らないといつまでもそれが気になってむずがゆいんだって。
でもその「むずがゆさ」だけでは、いつまでも挑み続ける動機にはなりづらいと思うわけですよ。
そんでもって思ったのが取るまでの過程を楽しんでこそが大事だと思うわけね。それがあってこそ挑み続けられるし、また合格してもまた挑んでみようという気にもなると思う。その楽しみを見つけるためにがちょっとだけ「まわり道」っていうわけ。

Kimie:で、田村さんは今回も受験するんでしたっけ?

Tamu: 今回はパスです。(笑)。じつはちょっと試験日が別の予定と重なってしまってダメでした。決して逃げたわけじゃないです。念のため・・・。(笑)

さいとうきみえ(以下、Kimie):
 「はこだて検定 合格への道、まわり道」手前味噌ながら、なかなかの好評なようです。今日は新聞社やテレビの取材も来てくれて、これからも反響がありそうな予感。

たむらまさひろ(以下、Tamu):
ウェブのアクセス解析をみると、正直まだあんまり見られてない(笑)。まだまだこれからですね。
でもね、「検定」というテーマはウェブのなかでも結構流行ってるみたいだよ。

Kimie:私もYahoo!「みんなの検定」というやつで、「函館検定」を見つけてやってみました。けっこういろんな人が函館検定を作ってるんです。

しんじょうまさみつ(以下、Shinjo):
先日から中吊り広告問題をまちセンのなかで掲示してるけど、これ結構見ていく人がいるんだよ。俺は見ている人にインターネットの「合格まわり道」のことをせっせと宣伝してる。
でも、きっと受験するひとは60代ぐらいが多いから、インターネットを普段さわらない人も多いんだよね。

Kimie:そう思って、まちセンの1階カウンターにはプリントアウトしたものを綴っておいて、本のようにして見ていただけるように用意をしておきました。

Tamu:受験者の年代層が高いというのは知ってたんだけど、あえて今回はインターネットだけにしてみたんです。もちろん我々の手間やコストのこともあったんだけど、それ以上に意識したのが、そうした高い年代層の人にインターネットに触れてもらうきっかけにしたり、またそういう人たちが例題を手に入れるために若い世代にお願いしたりするコミュニケーションっていうのも大事じゃないかと思って・・・。そうすれば若い世代の人にも「はこだて検定」への関心を持ってもらえるのではないかなぁと考えたんですけどね。
ところで、例題解いてみてどう?

Kimie:公式テキストに出てこない範囲からの出題がほとんどなので、新しい発見が多くて楽しいです。

Tamu:本物の検定に負けないように作ってますから(笑)。図や写真の問題はちょっと手間かかるけど、見てくれる人の関心引くには大事だと思うから・・・。

Shinjo:ところで、どうやって例題つくってるの?

Tamu:けっこう思いつきでで作ってますよ(笑)。風呂の中とか寝ようと思うと閃いたりとかね。メモを取り忘れてそのまま忘れてしまうことも多いです。でも「上級への道」の例題だから、基本的にはテキストの知識をひとひねり、というか、テキストの知識をベースにもうワンポイントという問題を心がけてます。

Kimie:じゃあ、例題を解いていれば、公式テキストの内容も自然に頭に入ってくるということですね。テキストはもうポイ!でもいいかな?(笑)

Tamu:そうでなく、やっぱりテキストが基本に決まってるっしょ。(って、これ函館弁ね!)


さいとうきみえ(以下、Kimie):
 久しぶりの勝手にトークですが、今日はスペシャルゲストにご登場いただきました。
 たむらさんと同じく、前回上級合格された「中尾仁彦(なかおとよひこ)」さんです。拍手ぅ〜(バチバチ・・・)。
 まず中尾さんにお聞きしたいことは、合格への道として、日頃どんなことに取り組んでおられますか?

なかおとよひこさん(以下、Nakao):
 近頃は、50〜60ぐらいのブログを毎日チェックしていますよ(笑)。これがやりだすとなかなかゆるくないんだわ〜(大変なんですわ)。もう片っ端から見てる。もちろんこの「回り道」もチェックしてますよ。

たむらまさひろ(以下、Tamu):
どうしてまた、そんなに・・・

Nakao:若い人たちは実感がないと思うけど、仕事を引退すれば、人付き合いが急に少なくなって、情報に疎くなるから、ブログ見ることが結構大事なことなんですよ。

しんじょうまさみつ(以下、Shinjo):
俺もそうだね。まちセンではいろいろ出会いがあるけど、そのほかにもパークゴルフやったりして新しい人間関係をつくるのがやっぱり大事だと思う。

Kimie:ところで回り道の問題をご覧いただいて、どう思われますか?

Nakao:たむらさんの問題は本当に難しい。あのレベルの問題が出たら、私は到底受からない。昨年合格して本当によかったと思いますよ(笑)。でもかなりよいところを突いている問題だと思います。

Kimie:回り道の問題に取り組んで、私は受かるでしょうかね?ときどき、もしや果てしない回り道をしているのではないか、と不安になることがあるのですが・・・

Nakao:だいぶ力は付くと思いますよ。ただ基本はもちろん公式テキストのなかにあると思います。それにしても、第1回目は合格率が高くて、第2回目はぐっと難しくなってしまった。特に上級は2%強しか合格しなかった、となると今回は出題者のほうが、問題づくりに悩んでいることだと思いますよ。「おもてなしの心を養う」ということが大事だと思うので、やっぱり初級で5割、上級で2割ぐらいの合格率は欲しいところですよね。

Shinjo:そうだよね。例えばボイラー技士の試験などは職業について安全上の責務を負い、人命を預かるわけだから、ぐっと難しくてもいいと思うんだけど、ご当地検定はそうじゃないよね。

Nakao:第1回目の初級試験のとき、函館山の海抜334mに関する問題が出て、ある観光関係者がそんな問題はけしからん、と言ってたひとがいたけど、見方を変えれば、それを知っていれば、東京タワーとわずか1メートルしか違わないということをガイドできるわけで、それも「おもてなし」なわけですよね。わたしは非常によい問題だと思ったね。

Tamura:函館山は海抜0m近くから始まる334mというのがミソなんですよ。大沼の日暮山というのが約300mと同じような高さなんだけど、大沼自体がもう標高で150mぐらいあるから、日暮山なんか本当に低い山なんですよね。きみえさん、大沼の問題なんかもきっと出るから注目しておいたほうがいいよ。

Kimie:わかってますけど、まずは函館からやらないと・・・。ところでなかおさんは西部地区周辺を歩いてガイドされていますよね。毎回大勢参加されているそうですが。それから先日、五街道を踏破されたそうですね。

Nakao:旧街道を歩いていると出会う人たちに、北海道でも歩くところがたくさんあるでしょう、といわれるんだけど、私が思うにやっぱり歴史が全然違う、それが面白いと思うわけ。
意外に北海道との接点もあって、滋賀の草津に行ったときには土方歳三が新撰組を募ったときに泊まった宿というものがあったりとね。

Kimie:そろそろなかおさんから合格一直線というアドバイスをいただきたいのですが・・・(笑)

一同:そんなのナイナイ(笑)

Nakao:この回り道をやれば、勉強の仕方のヒントが多いと思うし、これに取り組むことで、新聞の見方もちょっと変わってくると思います。一直線のアドバイスではありませんが、まずやはり基本はテキスト、そしてその次はやはり新聞です。中央図書館に行けば過去1年分ぐらいはすぐに見られますので、ざっと見出しを追ってみるだけでもかなり参考になると思います。100点ではなく80点の合格点を目指す勉強法をするべきだと思いますよ。

Kimie:秘訣は新聞ですか。どうもありがとうございました。

このアーカイブについて

このページには、2008年10月以降に書かれた記事のうち勝手にトーク!カテゴリに属しているものが含まれています。

次のアーカイブは勝手にトーク!: 2008年11月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。